2014年12月19日 13:17
今週のIMAGINASではトラベルジャーナルから以下の事例が報告されました。
「50件以上の楽器店が軒を連ねる御茶ノ水界隈には、1日1店舗あたり20~30人の外国人が足を運ぶ。
一番人気は日本製エレキギターのESP。
THE ALFEEの高見沢俊彦、ローリングストーンズのロン・ウッド、メタリカのジェームス・ヘッドフィールドなど世界の重鎮が愛用する」
谷口は
「日本製ギターツーリズム。訪日を発掘するだけのの魅力は様々なところに眠っている」
とコメント。
ESPのギターは1本あたりおよそ30~40万円。フェンダーやギブソン、レスポールなどの均整の取れた左右対称のデザインとは違い、左右非対称かつ曲線と直線が融合したような独特のデザインの「フォレスト」ギターは廉価版ブランドである「エドワーズ」、「グラスルーツ」でもそれぞれ10万円、3万円程度で購入できます。(ただし、音質は当然劣ります)
見れば分かるように、ギターとしてはイレギュラーなデザインなのであまり弾きやすいギターではありません。
しかし、ESPのギターを愛用するのはメタリカ、ドッケンをはじめ、あえてかなり弾きにくい低い位置でギターをどっしりと構えて高速のソロを繰り出すメタラー勢。
日本でもビジュアル系バンドのギタリスト御用達のESP。
弾きやすさという合理性ではなく、見た目などの美学も重視するESPはある意味で非常に日本らしさを持っているのかもしれません。
もちろん、見た目だけではなく音質も重厚。ギターのもっとも美味しい音である中音域がよく抜けており、世界に誇れるクオリティです。