2014年12月 1日 10:09
自らが仕掛けていく時代です。対外的に変化を仕掛けるよりも、自分自身が変化の主体となることが、社会全体への波及効果を生み出すことを説いた言葉です。これまで、訴求効果を生み出すため、他者に向けた仕掛けは数多くありました。しかし、高度情報社会の今、自らが変化の主体となることで、その変化は他者へ伝播していき、全体へと広がっていく傾向があります。つまり、社会を転換させるためにはまずは自分自身を話題の中心に置いたセルフプロデュースが求められていることを意味しています。それは国や企業という枠組みの中においても、同様です。この仕掛けを企てる上で、社会潮流を見誤らない洞察力も求められます。生活者は従来型の拝金主義のような成長戦略に呼応しなくなっています。そこに新しい変化をチャンスに変えられるポイントがあります。変化そのものの認識を高め、上位概念に立ち向かうべき方向性をしっかりと見続けていきましょう。