2015年1月26日 09:48
高度情報社会における自己の自由な表現力が問われた社会を表した言葉です。世界レベルでニュースソースが相互に受発信されています。しかし、その発信元は、すべて個人レベルで行われています。高度情報社会の今、個人はあらゆる手段を講じて自らの存在意義を発信し続けていき、個人の自己演出能力も飛躍的に高まっています。それは、誰もが自由に発言ができる民主主義社会の次のステージに突入したといっても過言ではないでしょう。情報ネットワークの確立が個を選別し、同質類似した属性同士で集約しつつあります。この社会環境下において、もはや事業の構築には、他の追随を許さないほどの独自性が必要です。その鍵となるものは、シンボルブランディングという概念です。それは代表性顧客に対して強く訴えかけていけるブランドのビジュアル化として絶大な効果をもたらします。そのシンプルなコミュニケーションが、互いにニュースソースを交換し合う共感連鎖が、やがて世界を突き抜けていきます。自己存在証明を話題化させる力こそ、今、求められている能力であることを認識しておきたい。