2015年2月16日 09:47
解決の筋道が見えない「課題」への揶揄を表した言葉です。森羅万象、すべての物事において原因と結果が存在しています。あなたの事業が、暮らしの課題に対する解決策を含まない、擬似命題となってしまってはいないでしょうか。その課題に対して、根本的な要因をしっかりと見定め、解決策を講じていかなければなりません。情報社会の今、世界中には膨大な情報が流れています。その中から、生活者はしっかりと本質を見抜いて、課題解決へのシナリオをイメージし、構築していきます。つまり、提供者には生活者に新しいライフスタイルを提案していく上で、しっかりと順序立てた論理的な解説が求められます。この理論展開を見誤ると、情報そのものの信憑性が問われていきます。そして、非現実的なシナリオは、擬似命題として淘汰され、信頼までをも失ってしまうでしょう。日常生活の中で、情報と向き合っている生活者の情報リテラシーは、日々磨かれています。生活者が優れた物語を自ら構築していこうとしている以上、多彩なコンテンツを提示できる素敵な提案者として、われわれも複眼的な視点で物事を見つめていきましょう。