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2015年3月 9日 09:24

人との「つながり」が世界一の長寿国である日本を作り上げました。その要因は、医療の発展や食文化など身体への直接的なことも考えられますが、日本独特のゆるやかな地域間における「つながり」が大きな意味を持っています。家族のような密接な関係ではなく、世間との交流が重要となってくるのです。友人とのゆるやかなつながりは、日々の暮らしの中に変化をもたらします。そして、その変化こそが、健康への活性軸となります。それは少人数で集い、素敵な関係性を育みます。この小さくても幸福を交換し合う関係が個人単位に限らず、より広範囲な世界においても重要になってきます。事業に置き換えた時、利害関係のある株主の意見よりも、実はある程度距離感のある顧客のほうが、率直な指摘が受けられ、新しい事業展開への脱皮が可能となるかもしれません。日本には長く続く企業が多いといわれている中、その要因は、良好なつながりにあったといっても過言ではありません。もはやモノやカネにとらわれたビジネス理論などではなく、人と人とのつながりを磨いていきましょう。