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2015年3月13日 15:31

今週のIMAGINASでは以下の事例が日経ビジネスから発表されました。

 

「米GEの家電部門買収に乗り出すなど、事業拡大が続く北欧家電メーカー、エレクトロラックス。日本の掃除機市場でも頭角を現し、英ダイソンや米アイロボットと並ぶ、第3の外資勢力になりつつある。

開発のモットーは「使う人に心地いいこと」。とりわけ「音」に大きなこだわりを持つ。

 

エレクトロラックスの掃除機は、ダイソンやルンバの弱点である音の大きさに比べ抜群に静か。かすかに漏れるモーター音もなぜか耳障りでない。同社は音の反響が無く徹底的な静寂の作られた部屋で掃除機の出る音の全てを割り出し、次は逆に全ての音が反響する部屋で音を拡大し、音を徹底分析。

単に静かなだけではなく、かすかに出す音も不快ではないのはこの試行錯誤の賜物」

 

谷口は以下のようにコメント。

 

「感性マーケティング。その典型だな。静かさを突き抜けさせれば大きな武器になる」

 

スイスにあるルツェルン大学の調査によると、最近のオフィスの環境がオフィスワーカーに奇妙な不快感を与えているようです。

 

パソコンやコピー機、FAXなどの音が静音化されすぎた結果、逆に人の声があまりにもはっきりと聞こえすぎてそちらに気を散らされる機会が多くなっているのだとか。

 

家電の中でももっとも大きな音を出すものの一つだった掃除機、その清音化競争がもし今後加速されていくとしたら、

洗濯機や冷蔵庫のモーター音など、今後「静かさ」を売りにした商品がどんどん増えていくのかもしれません。