今週のIMAGINASでは以下の事例がNHKニュースから報告されました。
「盆栽美術館の来館外国人が過去最多に
海外での盆栽人気の高まりを背景に、埼玉県さいたま市にある盆栽美術館を訪れた外国人は、今年度3000人を超え、5年前の開館以来、過去最多になることが分かりました。
さいたま市大宮盆栽美術館は、盆栽を扱う世界で初めての公立美術館として5年前、さいたま市北区にオープンしました。美術館によりますと、去年4月から23日までに美術館を訪れた外国人は延べ3029人と、前の年度に比べて680人余り増え、5年前の開館以来、過去最多になることが分かりました。
国別にみると、アメリカ人が498人と最も多く、次にオーストラリア人が319人と続きますが、ヨーロッパから訪れた人は合わせて870人と訪れた外国人の2割」
「圧縮美学庭園。盆栽は一つの世界を作っているわけだな」
と谷口はコメント。
盆栽美術館のサイトを見ると、
英語・中国語・台湾語・韓国語・スペイン語と多国語に対応。
Facebookでも日本語での発信の他に英語で盆栽の種類を記載。
アップされた動画や写真への日本語のコメントは数えるほどしか無いのにも関わらず、外国語でのものはかなりの賑わい。
海外ではアニメやゲームだけではなく、盆栽ブームも起こっているそう。
「盆栽」のwikipediaを見ると、なんと日本語のページより英語のページの方が充実しているという様相。
盆栽は平安時代に唐から入ってきたことが3行ほどでサラっと書かれている日本語のページに対し、英語のページでは流入してきた初期、中世、近代、現代に至るまでの歴史がこと細やかに記され更には剪定方法、その「美学」までに項目が割かれています。
緑茶、和食、禅など様々な日本ブームがありますが、
まだ発見されていないジャンルがあるかもしれませんね。
次はどんな日本ブームが来るのでしょうか。