今週のIMAGINAS分析会議では以下の事例がHuffington Postから報告されました。
「テキサスに住むエリザベス・サリバンさんは2015年3月18日に104歳を迎えた。
長寿の秘訣は、1日に3本、炭酸飲料の「ドクターペッパー」を飲み続けていることだと言う。
「医者はみんな炭酸飲料が健康に悪いと言いました。しかし忠告した彼らの方が先になくなって私は生きています」
ドクターペッパー初期のコピーで「10時、2時、4時にドクターペッパーを飲みましょう、そうすれば10時半、2時半、4時半にあなたを襲ってくる“けだるさ”が吹き飛びます」というものがあり、これを医者からの忠告のように受け取って毎朝ドクターペッパーを飲んでいるのだという」
谷口はこれを受けて
「長寿の秘訣は炭酸飲料。何が長寿のために良いかなんて結局はよく分からないな」
今年は特定健康保健用食品のトクホで効能をうたった食品など、食品各社が巻き起こしている戦火などどこ吹く風のサリバンさん。
もちろん、たまたま長寿だった人の好物がドクターペッパーだったというだけで、それ自体が長寿の要因ではないかと思います。
しかし「海外セレブ」が取り入れてる野菜中心のオーガニックな生活にこだわるよりも、おおらかに自分が好きなものを飲んでいる方が良いということですね。
長寿食品というジャンルもありますが、そもそも半期ごとの数字を求められる現代社会の食品メーカーが、どうして半世紀後の我々の生死に責任を持てるのでしょうか。
最も、100歳以上の長寿は遺伝子的な一種の「長寿の才能」のようなものも関わってくるそうです。
サリバンさんにせよ、普通は高齢になるにつれて炭酸など刺激の強いものは段々受け入れられなくなっていく筈ですが、100歳越えでドクターペッパーを飲み干すあたり、そもそも体が丈夫なんでしょうね。
要するに長生きする人は何をしようが長生きをする……。