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2015年5月22日 18:56

今週のIMAGINAS分析会議では以下の事例が朝日新聞速報ニュースから報告されました。

 

「「大阪のおばちゃん」の掛け合いが評判の、女性警察官だけの「劇団」がある。ひったくりや誘拐、特殊詐欺。様々な犯罪の手口をわかりやすく伝えようと小学校や老人会などを回って30年目。講演も含めて昨年の出番は1千回に達した。

4月中旬、大阪市内の老人ホームで開かれた防犯教室。パーマ頭にヒョウ柄の服を着た「大阪のおばちゃん」に扮した女性警察官が登場すると、客席のお年寄から笑いと拍手が起きた」

 

谷口は以下のようにコメント。

 

「大坂のおばちゃん防犯活動。大坂のおばちゃんは都道府県の中でも突き抜けたキャラクター性を持っているな」

 

大阪に一回も行ったことがないという人でも、

「大坂のおばちゃん」がどんな種族かはご存知だと思います。

 

そのステレオタイプな特徴は、パーマのかかった短いヘアスタイル、原色の多い服装(ヒョウやシマウマの柄だとなおポイントが高い)、そして何かというと「アメちゃん」を周囲に配ってくれる。

 

「大坂のおばちゃん」の面白い処は、これらの特徴が単に県民性を誇大に拡張しているわけではなく、ほぼほぼこの通りの人が沢山いるということです。

基本的にサービス精神旺盛な大阪人は、全国から求められる「大坂のおばちゃん」像を律儀に演じてくれているのでしょう。

 

もうすでにブームの終わった感もあるせんとくんやひこにゃんなどのご当地キャラですが、府民そのものがキャラクターである「大阪のおばちゃん」には遠く及ばないのではないでしょうか。

自分自身がキャラクターになるというのはSNS時代のセオリーの1つですが、「大坂のおばちゃん」こそがその先駆者だと思います。