2015年6月 1日 11:40
「変われない日本社会」として嘆きの中にある視点を表した言葉です。日本社会は八百万の神に代表されるように多くの価値観が内包されています。これは柔軟な発想を可能にする一方で、社会が変革の時にありながらも、その時流に乗り遅れてしまうという見方もあります。しかし、社会の価値は常に前後左右、ジグザグに交錯しながら生み出されているのです。それは、激変する世界情勢において、まるで止まっているかのように見えてしまってはいないでしょうか。しかし、それでも日本は前進し続けています。その差異をつむぎだしていくことで、ようやく新しい価値が明確になっていきます。一歩進むのにも、しっかりと俯瞰した視点で全体を確認しながら、歩み続けていくのです。この未来への道のりは一方向ではないことを認識し、多様性を柔軟に取り入れ、次なる潮流を着実につかんでいくことが日本社会の特徴であると見切っていきましょう。あなた自身も様々な壁にぶち当たりながらも迷いの中、必死につむぎだされた答えで精巧に落とし込んだ事業を展開していくことで、着実な変革を呼び起こしていきましょう。