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2015年7月16日 11:07

今週のIMAGINASでは以下の事例がサンケイエクスプレス(7/8)から報告されました。

 

「・米国でスペイン語を話す人口が本国スペインを抜き世界第2位に浮上。35年後の50年には世界1位になる見通し。

 

・米でスペイン語が話せるのは5260万人、うち4100万人が母国語、残る1160万人が英語とスペイン語の両方を話せるバイリンガル。

 

・インターネットで使われる言語でも、スペイン語は全体の約8%で中国語、英語に次ぐ3位。FacebookやTwitterでも英語に次いで2位と他界存在感」

 

谷口は「スペイン語人口力。言語と人口の力は国の発信力に直結する」とコメント。

 

英語やスペイン語など、ラテン語系の言葉の特徴として母国語者以外でもその言葉を話している人が多いということがあります。

ヨーロッパではバイリンガルどころかトリリンガル程度は当たり前ですし、文法体系や単語に互換性が多いのでそもそも習得がそこまで困難ではありません。(日本語や中国語、アラビア語など文法体系が根本的に異なる言語は習得が困難)

 

逆に日本語の特徴として、日本語使用者と日本人の数がほぼイコールということが言えます。台湾やシンガポールでも使用者のいる中国語とは大きな違いです。

世界の言語はこれから英語・中国語・スペイン語が主流になっていくと思われますが、今後の日本語の存在感は日本の人口縮小に伴ってますます小さくなっていくでしょう。

 

日本国内においても琉球語やアイヌ語が失われていくことを危惧している向きはありますが、そう遠くないうちに日本語自体が絶滅危惧言語になってしまうのかも。

そう考えると文化力をもって日本語を広めていくことも今後はマーケティング的な視点が必要ではないでしょうか。