2015年8月11日 11:33
今週のIMAGINASではサイゾーウーマンから以下の事例が発表されました。
「女性ファッション誌「CUTiE」(宝島社)が、部数低迷により8月11日発売号で休刊を発表。今年に入り、AKB48関連グループのアイドルが表紙を飾っていたことが、話題となっている。
今年よりAKB48関連グループのメンバーが表紙を飾ることが続き、本職のモデルからファッションを学びたいと考える読者が離れてしまった。
アイドルの起用が続いている個々最近のファッション誌業界だが、どの雑誌も他人事ではない」
谷口は以下のようにコメント
「プロフェッショナルモデル。それが求められている。自分のスタイルを教えてくれるプロフェッショナルがオンステージする場が無い」
ファッション業界のみならず、映画業界でもここ数年はずっとオリジナル脚本ものを大金を投じて作る企画は減少気味。
今夏では人気漫画・アニメの『進撃の巨人』が公開されていますが原作との違いなどを始め評判も興行収入も芳しくない様子。
同じく人気漫画『デスノート』もドラマ化されましたが、こちらもあまり評判がいいとは言いがたい。
ファッション誌と同じく、とりあえず人気があるものを持ってくれば社内プレゼンは通る……という裏事情を簡単に想像してしまいます。
もっと大きなところでは、様々な人に決定権が分散されていて結局誰の責任なのかよく分からない新国立競技場の問題などからも似たような構造を嗅ぎ取ることができます。
誰しもが責任をとりたくない。
だから責任が誰なのかわかりづらい構図をうまく作る。
そんなことばっかりやっていては、日本のコンテンツ産業はいつまで経っても低レベルなまま。