2015年12月 7日 10:23
地球の未来像は一つです。情報通信技術の発達によって、ダイバーシティはコントラストを強めています。個の価値が鮮明になっていく一方で、価値そのものは流動していく社会でもあります。世界中に広がった情報通信技術によって、その流れは加速度的に速まっています。結果、価値を共有しあう中で世界は、共通する価値を生み出します。世界の総和の中に地球全体の価値潮流がつむぎだされていくのです。その象徴として、オリンピックが挙げられます。数多ある競技が定められたルールの下、競われるスポーツは共通化された価値そのものです。そこに、ほかにはない感動のシナリオが浮かび上がってきます。この認識の下、事業活動もまたセクション別に見るのではなく、ビジョンマネジメントとして全体を横断的に見ていくことが求められます。この意味を表したのが、共有される未来というキーワードです。細分化されているものほど、もう一度、見つめなおす作業が求められます。未来を描いていくことに対するクリエイターとして着眼をしっかりと捉え、第二の創業ともいえる絵を描きなおしていきましょう。