2016年5月 9日 18:12
タイミングが価値を決定付けます。熊本、大分を襲った大地震では、多くの方々が避難生活を余儀なくされています。安心・安全な暮らしが保たれず、不安感が広がる中、心強いメッセージには励まされることでしょう。また、このタイミングに水がない、食料がない、毛布がないという事態に対しても、救援物資の到着が待たれます。それは3.11 にも経験したことです。その反省を活かせていなかった政府や自治体に矛先が向かうこともさることながら、もう一度、避難所での生活に縛られることなく、認識を変えて自由に生活の場に足を踏み入れていくという捉え方も必要になってくるのかもしれません。それはすべて、変化にどのように対応していくのか、タイミングを見据えていかなければ見えてきません。地震、台風など自然災害の多い日本において、場に対する依存から脱却していくことも、これからの社会において必要となってくる価値観なのかもしれません。すべてのタイミングが、行動の価値や伝える価値、訪問の価値を左右しています。これから先、どういうタイミングとなっていくのかしっかりと見極めていきたい。