eof; } ?> eof; } ?> IMAGINAS(イマジナス)

IMAGINAS(イマジナス) IMAGINAS Home TOPICS INFORMATION ANALYSIS ARCHIVES PRICE


eof; } ?>
2016年7月15日 17:52

今週のIMAGINAS分析会議では、以下の事例がtechcrunch.comから報告されました。

 

「アメリカでは史上初めて、ストリーミングによって再生される楽曲の数がミュージック・ビデオの楽曲の数を追い越した。アーティストがより多くの著作権料を得られる土壌が整い始めた。

2016年に入って以降、アメリカのユーザーは1140億曲をオーディオ・ストリーミングで再生している。一方YouTubeアプリなどでの音楽ビデオの再生は950億回だった。MTV時代になって初めて音楽をオーディオのみで聞くことが復活した。

ストリーミングのロイヤルティーは消費者がCDに平均16.99ドルを支出していた黄金時代の水準には戻っていない。しかし有料契約者が増えればこのギャップは縮まるはず」

 

谷口は「ストリーミング>ダウンロード。変化がまた起きている。対応が急がれる」とコメント。

 

CD黄金期は今は昔。

ダウンロード時代になって音楽でお金を稼ぐのは10年前よりも遥かに困難になりましたが、ストリーミングによってアーティストにお金が入ってくるための経路が何とかして確立されようとしているようです。

それはアーティストのためにわざわざ作られた経路と言うより、リスナー、音楽会社、アーティスト、そしてテクノロジー企業の誰もが自己の幸福を追求した結果として自然に生じた獣道のようなものなのだと思います。

今やライブハウスやアーティスト側がCDの購入やライブへの来場をネットを通じてリスナーに懇願しているような状況も珍しくなく、音楽業界の経済地図の地殻変動が待たれます。