年末に向け寒さが一段と深まってきましたね。
明日は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つである「冬至」。
1年で最も昼が短く、夜が長い日です。
昔の人は、「夜が長い=生命の源である太陽の力が弱まっている」として、冬至の日は「死に一番近い日」と考えていたそう。そこで、その厄を払うために、栄養価のあるかぼちゃを食べて、ゆず湯につかり、体を温めることで無病息災を祈ってきました。
かぼちゃには免疫力を高めるカロテンや健康維持に欠かせないビタミンもたっぷり! 本来かぼちゃの旬は夏ですが、野菜の少ない冬の栄養補給に長期保存できるかぼちゃで対応しようとした昔の人の生活の知恵でもあるのです。
ゆず湯には血行促進効果があり、冷え性を緩和したり、体が温まることで風邪の予防になります。また、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCでお肌もつるつるに♪
寒い冬を元気に過ごすために考えられた、体を温める先人の知恵。明日の冬至には、ぜひ実践してみてくださいね♪