研究会ブログ

2017年10月20日 Fri. Oct. 20. 2017

森川亮氏のC CHANNEL、資生堂とコラボレーション


 

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動画プラットフォーム「C CHANNEL」が、株式会社資生堂と共同企画の製品を発表。製品は塗った部分の髪色を変えることが出来る化粧品で、すぐに洗い落とせるのが特徴。シーンやファッションに応じて、気軽に髪色を変えたいというニーズを取り込むものです。

 

月間動画再生数が6億6000万回を超え、女性向け動画メディアとしては大きな影響力を持つC CHANNEL。自社独自のECサイトもオープンしており、動画製作によるSNS上でのプロモーションから実際の販売まで、一貫した訴求を行えることが強みです。今回の共同企画も、そうしたC CHANNELの強みに企業が着目したということを示しています。

 

C CHANNELは「クリッパー」と呼ばれるインフルエンサー(主にタレントや読者モデル)による動画を用い、プロモーションを展開しています。インフルエンサーは10代から20代が主で、訴求対象である女性たちが「自分を投影しやすい」存在。ちなみに今回の資生堂との共同企画製品には、インフルエンサーからの意見が採り入れられ、製品名や製品設計に活かされました。購入者により近しい感性が製品に反映されるのは、大きなメリットです。

 

言わばC CHANNELは単なる動画メディアの域を超え、「開発からプロモーション、販売までの一貫した提案」を行うしくみと言うことが出来るのかもしれません。各社、興味関心の多様化が続く若年層の取り込みが経営課題となる中、C CHANNELが持つダイレクトな訴求力に関心が高まります。

 

 

 

 

 

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