2010年7月の文化経済研究会セミナーでは、株式会社ディーンアンドデルーカジャパンの代表取締役、横山正紀氏が講師として登場。

そして今月7日、同社の手がける食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」の大型マーケットが、有楽町ルミネ２にオープンしました。

今やおしゃれな街や駅を象徴する光景のひとつとなったDEAN & DELUCAですが、大型マーケットを称するのは六本木、品川、名古屋、大阪に次ぐ、5店舗目。ディーンアンドデルーカジャパンにとって、特別な店舗だと思います。

店内はクリスマスモード満開でした。

有楽町店の特徴は、なんといっても体験型イベントラボ「GOOD FOOD LABO」です。

デモンストレーション形式の「クッキングクラス」、食材の知識やシェフのスペシャリテの作り方を学ぶ「フードセミナー」、プロの指導のもと季節アイテムを作って楽しむ「ワークショップ」などがほぼ毎日開催されています。

 

また、目を惹くのが「DEAN & DELUCA LIBRARY」で開催されている「○○さんのおいしい本棚」。

今年で日本上陸10周年を迎えるDEAN & DELUCA。その記念企画としてはじまったDEAN & DELUCA LIBRARYですが、もともと本国での創業者の一人、ジョエル･ディーンが出版社出身ということから、かつてはＮＹ本店にも壁一面のブックコーナーが存在していたそうです。

食するだけでなく、見て、読んで、知る食の楽しさがひろがる……DEAN & DELUCAには文化的な“食いしん坊”の血が流れているのですね。

そうした情熱が、日本独自の体験型イベントラボにつながっているのだと感じました。

現在は、フードスタイリストの髙橋みどりさん、スタイリストの伊藤まさこさんらのお気に入り書籍が展示・販売されています。

有楽町にいかれた際は、ぜひお立ち寄りください。