研究会ブログ

2013年07月22日 Mon. Jul. 22. 2013

北川フラム氏の手がける瀬戸内国際芸術祭、夏会期開幕

北川フラム氏が総合ディレクターを務める「瀬戸内国際芸術祭2013」の夏会期が7月20日より始まります。    http://setouchi-artfest.jp/   公式HP


北川氏には今年5月の文化経済研究会にご登壇いただきましたが、厳しくも温かい語り口が印象的な方でいらっしゃいました。

そして、お話を拝聴するうち、ハンセン病の病棟が存在した「大島」や、産業廃棄物の不法投棄に苦しんだ「豊島」を含む瀬戸内の島々で芸術祭を行うというミッションが、どれだけ北川氏を悩ませたかが、ずしりと伝わりました。

アートは人を呼ぶことができる。だけど、人がたくさん来ても島の人たちが笑顔にならなければ意味がない――というのが、北川氏のお考えです。


今回、新たに出展されるアートのなかで、格段新聞等に取り上げられているのは、草間彌生氏の新作『カボチャの精』のようです。

草間氏が初めて石を素材にした作品ということで、高松丸亀町商店街の複合商業施設「丸亀町グリーン」に展示されます(11月4日まで)。

直島の象徴ともいえる『南瓜』と併せて、ご覧になられる方が多いのはないでしょうか。


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