研究会ブログ

2014年02月21日 Fri. Feb. 21. 2014

中村貞裕氏が作る"チョコレート行列"。


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以前、文化経済ブログでご紹介しました、チョコレートバー「マックスブレナー」の日本1号店。オープンから約3カ月。表参道ヒルズではまだまだ行列が続いています。

表参道の坂だけで100人くらいの方が並んでおられ、施設内にはさらに長い列ができていました。


このブームを作り出したのは、株式会社トランジットジェネラルオフィスを率いる中村貞裕社長。“世界一の朝食”「ビルズ」を日本に持ってきて大ヒットさせました。文化経済研究会では昨年5月(第65回セミナー)にてご講演いただいています。

日本では馴染みのない“チョコレートバー”という業態ですが、イスラエル発祥の「マックスブレナー」は世界で40店以上を展開している人気ブランド。そこに目を付け、いち早く日本に持ち帰り、ヒットさせた中村氏の手腕はお見事としかいいようがありません。


メニューには、「ホットチョコレート」や「チョコテール」(チョコに氷などをブレンドしたアイスドリンク)などのドリンクメニューと、「チョコレートチャンクピザ」や「クラッシュヨーロピアンフォンデュ」などのデザートメニューがあります。

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文化経済研究会で中村社長は、海外視察の重要性をお話しされ、講演当日からの香港出張の例だと「夕食3件、朝食1件、ランチ2ヵ所、お茶で6箇所とハードに回ります」とのことでした。

「一番初めにブームを作らなくてもいい」「ブームからスタイルに定着するものを探す」「スタイルとしては定着しなかったものの再びブームになるものを探す」……この3つが中村社長の信条で、これにプラスして“世の中の最大公約数を探す”という意味でも、彼は海外に行き出来るだけ多くのものを見てくるといいます。


トランジットジェネラルオフィスでは、昨年11月、ファストカジュアルメキシカンレストラン「Guzman y Gomenz」日本進出におけるフランチャイズライセンス契約を締結しています。今度はオーストラリア発祥のメキシカン。2014年中を目標に都内に1号店をオープンする予定となっています。また長い行列が見られそうですね。

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