先週の金曜日、田村久美子さんという作家さんにお会いしました。
カメラマンとしてSAMに参加してくれている樋渡さんのご紹介です。
実は彼女、ARTSIT OF THE MONTHの記念すべき第1回目の作家、
土屋さんの予備校時代からの友人でもありました。
世間ってほんとにせまいです。
訪れたのは彼女が仲間たち8人と借りているアトリエ。
金曜日はめずらしく他にはだれもいませんでした。
アトリエに入ると、絵の具のにおいがして、
なんだか学生時代の頃を思い出しました。
あったかいapple teaをいただきながら、
ざっくばらんにお話すること約2時間。
イギリスにいた頃のこと。
大好きな油絵のこと。
小さなものに惹かれること。
自分の作品を買ってくれた人たちのこと。
ものをつくることに対する気持ち。
はじめは自分のために作り始めたものが
いつしか「だれかのため」にかわっていたこと。
小さな世界はずっとそこにあって
空と地平線とふかふかの芝生は
彼女の手のひらから、だれかのもとへ
しあわせを運んでいるように思いました。
絵の具だらけのデニム。
ちょっとかっこいいです。
愛らしい作品たち。
ちょっとおいしそうかも?
「ままごと」に似たたのしさがあります。
まるでプレゼントをあけるときの気分。
作品のタイトル、ずばり「Gift」でした!
田村さんの作品展は4月を予定しています。
特に女性は思わず「きゃー」って言ってしまうかも。
やっぱり小さなものって、特別な魅力があります。
(kubo)