春の三日月って、お皿みたいなんですね。
今晩あたり、ちょっとみてみてください。
わたしは一昨日、母からメールで教えてもらいました。
俳句に凝っている父は、少し前に行った句会で
春の三日月をお皿にみたてて、面白い句を詠んだらしいのですが
それは俳句ではありませんと、一蹴されてしまったのだとか。
ここでは紹介できないのが残念ですが、
なかなかに面白い素直な句で、わたしは好きだったですけどね。
ところで、先日、小西 菜津子さんという
芸大の学生さんにお会いしてきました。
ARTIST OF THE MONTHにご参加いただくんです。
小西さんの作品は、不思議なんです。
どこか日本の美意識みたいなものが
ふわりと漂っているというか、むしろ隠れているというか。
画面の大半を占める空白が、「間」を感じさせたり
描いているものが、日常の暮らしの断片だったりするのに
受けるのは浮世絵とか、屏風絵とか、そういったものに近い印象。
短い言葉の羅列から広がる俳句の世界のような
やっぱりそんな日本的な美を感じるんです。
上手く言えないんですけど。。。
小西さんの作品展は7月を予定しています。
みなさんはどんな風に感じられるでしょうか。
どうぞご期待ください。
打ち合わせしたカフェにて。
ご持参いただいた作品集と個展のDMなど。
(kubo)