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2007年11月 4日 絵本の可能性11月3日は、京都・華頂短期大学の学園祭「華頂祭」が行われ、 その中のいちプログラムである「未来のこども絵本大賞」の 授賞式に審査員を務めた私も参加した。
第1回目にも関わらず全国から300点を超える応募があったことは 企画・プロデュースした立場として非常に嬉しく思う。 授賞式に続いて審査員の一人である中井貴恵さんによる読み聞かせがあり、 その後で審査員と受賞者との簡単な懇親会が開催された。 小一時間ほどみんなと歓談したが 受賞者たちの熱意と創作意欲の高さに関心されられた。
特に審査員賞を受賞した新潟の横山さんは今年60歳ながら 毎年1冊の絵本を書き続け、自ら製本まで行われていた。 今回、受賞作以外の作品も拝見したが、まさに人生をかけて 創作に取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきて、気持ちよかった。 絵本はたった1枚の絵からイマジネーションを広げ、 年齢や言葉の壁を越えたコミュニケーションが可能なメディアである。 ますます「絵本」の可能性を強く実感した一日だった。
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