2007年11月14日
衆知を集めることの大切さ
昨夜は我が社の社内勉強会である
「JLDSコンセプト&クリエイションスクール」の
第2回目に講師として参加。
これは社内の若手スタッフが
コンセプトや構想力の重要性を学び、
そこから新しいアイデアを生み出す力を鍛える
JLDSオリジナルの学習プログラムである。
今回は、先週の基本レクチャーに続き、
参加メンバーが"宿題"に対してアイデアを持ち寄り
ディスカッションおよびアドバイスを加えていく。
お題は「我が社のWebマガジンの新コンテンツを考える」。
商業施設や公共施設のトイレを徹底検証するコンテンツ...
日頃、無駄だと思われているモノを真面目に討論するコンテンツ...
参加メンバー一人ひとりが考えたアイデアに、
さまざまな意見やアイデアが加えられていく。
もちろん私からのヒントも...。
このプログラムのポイントは
プランナーやクリエイターが職種の垣根を越えて
多様な視点からひとつの課題について考えることにある。
それによって"衆知を集める"ことの大切を知り、
自らの着想力を高めていくことができる。
構想力を高め、そこからアイデアを生み出す。
それこそがクリエイターの本質であり、
企画を考えたり、コピーを書いたり、デザインすることは
最終のアウトプット(=ワーク)に過ぎない。
若いスタッフには、そのことを学んでもらえれば...と思っている。
もうすぐ、ここから生まれた
新しいコンテンツを見ていただけるはずなので
楽しみにお待ちいただきたい。