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2008年1月15日 世界目線の企業経営を学ぶ4月10日、11日、国立京都国際会館で開催される 第21回全国経済同友会セミナーで分科会の議長を務めることになった。 経済同友会とは、全国の有力企業の経営者による集いで 我が国の経済の発展をめざし、一企業や特定の業種の利害を超えて さまざまな問題について議論、提言していく会であり、 今回のセミナーは、その共同学習の場として位置づけられている。
今回の総合テーマは「不易流行」。 原点に立ち返って社会からの信用を得ること・・・「不易」。 時代やマーケットに応じた自己変革を続けること・・・「流行」。 その両立こそ、これからの企業成長に求められるのである。 セミナーの中では ㈱堀場製作所 最高顧問の堀場雅夫氏の基調講演の他に 4つの分科会が開催され、 私がそのうちのひとつを受け持つこととなった。 「いま、イノベーションの時代~企業経営と地域社会のあり方を考える」と題し、 ㈱村田製作所 会長の村田泰隆氏、 マツダ㈱ 専務執行役員の金井誠太氏、 武田薬品工業㈱ 社長の長谷川閑史氏 の3名にご参加いただき、 今後の企業に求められるイノベーションのあり方を議論していく予定だ。 3社とも京都、広島、大阪という地域に根ざした企業でありながら 世界から注目・指示される独自の価値を創出し、成長を続けていた。 ただ闇雲にマーケットの拡大をめざすのではなく、 しっかりと自らのアイデンティティを明確にし、それを極めていくことが 結果的に世界中をマーケットにすることが可能となる・・・ という3社の共通点は 企業規模の大小に関わらず、 今後の企業経営の大きなヒントとなるに違いない。 私も、今回のセッションを今から楽しみにしている。 その内容は、このブログ中でも改めて紹介していくので、 興味のある方は、ぜひ注目してほしい。 |