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2008年3月14日 生命美戦略としての花
花の存在戦略は 「美しく目立って他者の目を引く」ことにある。 それは虫であったり、 鳥であったり、 人であったりする。 そのような「魅力」によって、 蜜が吸われ、 花粉が運ばれ、 花自体が存続でき、 また生命の循環も行われるのだ。
写真の花は紀ノ国屋等々力店の店頭に あったものである。
まさしく店頭、店のゲートの位置に 「花屋さん」があった。 花の存在戦略が「美しく目立って他者の目を引く」 ことであれば、「ゲートに花屋さん」は 紀ノ国屋全体の集客装置として正しい戦略といえる。 生命美戦略としての花だ。 まず美しいものを見せよ、 顧客のエモーションに触れろ、 美によって顧客のモチベーションとシンパシーを高めよ。 美意識の時代の戦略は、まさに芸術のような行為に似てくるのだ。
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