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2008年4月 2日 「第二の人生」の使い方
私の旧友、龍村豊氏をご紹介する。龍村美術織物の元常務で、このたびコロンビアへ2年間行くことになった。そのためにスペイン語もみっちり勉強したという。先月の24日に旅立った。目的は現地の中小企業の経営指導で、3月30日付の朝日新聞の朝刊にも載っていたが、彼が行くのはJICA(国際協力機構)のシニア海外ボランティアとしてである。新聞には「地球環境に貢献するシゴト」「人生の大切な2年間。きっと世界のために。きっとあなたのために。」とあった。シニア社会は「第二の人生」社会だ。第二の人生をどう使うか、それによってその人の生きてきた価値が決まるだろう。「毎日が日曜日」の暇つぶし人生にするか、それとも誰かのために貢献する「生涯現役人生」を選ぶか。答えは明らかだろう。龍村氏の素晴らしい「第二の人生」を声援したい。 |