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2008年5月13日 世界から見た日本美
きものドレスデザイナーの高城良子(たきよしこ)さんから、 ステキな本をいただいた。 『KIMONOdress~きものからドレス』 (文化出版局)という本である。 日本のキモノをドレスとして 甦らせるためのデザインブックである。
彼女のメッセージから少し引用させていただこう。
「キモノは、美しい 和の色、かさねの色目、季節に合わせて七変化」 「眠っているキモノをよみがえらせたら、ステキなドレスになりました。 〈物を大事にすること〉を、キモノから教えてもらいました」。
紹介されているキモノドレスは、すべて実物大パターンつきだ。 日本美を日本の中だけに閉じ込めていては、 その本当の価値は分からない。 外から見たときに、はじめて内側の美しさに気がつくのだ。 高城良子さんは、元ANAの国際線CAで、 国際感覚にあふれた人だ。 私の友人、大内専務の秘書もやっておられた。
世界を見てきた目でキモノを見直すと、 こう見えるのかと教えられた。
高城さんのますますのご活躍をお祈りする。
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