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2008年6月16日 Dエイトの構想力
日本には経済産業省の元にいくつかのデザイン団体があって、 通称「Dエイト」と呼ばれている。 クラフトデザイン協会、ディスプレイデザイン協会、 グラフィックデザイナー協会、 インダストリアルデザイナー協会、 インテリアデザイナー協会などだ。 私はグラフィックデザイナー協会(JAGDA)の創設メンバーの一人であり、 かねがね縦割りを超えて、 日本独自のデザイン構想を打ち立てられないものかと考えていた。 8つのデザイン協会がひとつになって デザイン構想を考えようというのが「Dエイト」だ。 構想とは「デザインミュージアム」である。 デザインは工業化社会の技術デザインを超えて、 コンセプト&アイデアの創出とデザイン構想力の具現化になった。 その全体像を展望する「デザインミュージアム」は、 ぜひともデザイン界の総力を挙げて実現したいと切望している。 |