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2008年8月14日 風
英語で言えばSCHOOL TRADITIONSであるが、 日本語の「風」とは微妙にニュアンスの差があるようだ。 日本語の「風」には社風とか家風と言ったように、 言葉では表しきれない暗黙知の全体性が込められている。 どこに吹くか、何に吹くかによって、風の色は異なるのである。
大阪淀屋橋キャンパス近くの居酒屋で 卒業の記念とお祝いの会を開いてくれた。 ご覧の通り、全員社会人で、年齢の幅もかなりある。 それでも立命館の先生と生徒という関係においては一律だ。 そこには永遠の向学心がある。 何かを志すものにとって、学ぶことは一生なのだ。 全員、永遠の「楽徒」である。学ぶことは知識ではない。 知恵に結晶化しなければ、知識は逆に目を曇らせることもある。 私の取り組んでいる課題は、 一言で言えばぶれないビジョン、人材、組織をどう 作り上げていくかということだ。 革新する立命館の「学風」をみんなで作り上げたい。
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