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2008年9月 8日 コミュニケーションに生きた人。
本書は旧国鉄からJRへの転換期に生き、 その後日本交通公社常務から 駅レンタカーシステム社長を務められた 神原昭夫氏が書き綴られてきた文章を、 奥様がまとめられたものである。 さすがニューヨークで「英語で喧嘩ができる男」として 名を売って来た神原氏らしく、 すべてタイトルは英文で、 内容はコミュニケーションとそのギャップに関することである。
氏は国際社会発展のカギはコミュニケーションに あると確信しておられたが、 その信念があふれている本だ。 ひとつの確信の元に生きることが いかにその人の生き方を輝かせるかという見本だろう。 『国際交流新世紀~コミュニケーションギャップ』 神原昭夫著、交通新聞社刊。 英語の達人のエッセイとしてとにかく読ませる。 |