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2008年10月 6日 生け花の情報性
株式会社アリミノが主催し、 私がコーディネートする勉強会「スクランブルクラブ」で、 草月流家元の勅使河原茜さんに、 生け花のライブ・インスタレーションを見せていただいた。 花を生けていくステップの全体が壇上に展開されたのだが、 基本は「後ろから前を作る」ということだった。
いかに美しく全体を整えるか、 また前から見たときに美しく表現するかは、 後ろから作り出していくのだという。
いずれも視覚的美しさを創造するものだが、 ポイントは「後ろから前を作る」と言うことだろう。 これは店舗のファサードデザインなどにも言えることであり、 美のコツともいえることだ。
生け花は大変情報的であることが分かった。
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