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2008年10月20日 「モテ服」戦略論
先日、ファッションプロデューサーの四方義朗氏から おもしろい話をお聞きした。 雑誌の「JJ」や「CanCam」を分析していると、 現在の女の子たちのファッション観は 昔とまったく違うという。 自分に似合うかどうかという問題ではなく、 いかに狙ったターゲットに好感度で 迎え入れられるかだという。 つまり「モテ服」認識である。 「似合う」ではなく「モテル」なのだ。 これは大変時代的な認識だろう。 ファッションもすでに個人戦略ツールなのだ。
この考え方は、ファッションだけでなく、 すべてのライフスタイルに対して言えることだ。 カフェからストリート、公園に至るまで、 要は個人のアピールツールなのである。 その場、その時が自分にとっての 「モテ服」であるかどうかが鍵なのだ。 価値観の変化を知る上で 大変ヒントになるお話である。 四方さん、ありがとうございました。
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