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2008年11月17日 美はセンスに極まる
新装大橋の会長、大橋英士氏よりご案内をいただいて、 撫松庵のプレミアムレーベル「撫松」の 発表展示会を拝見させていただいた。 大変センスの良い作品群に驚いた。 まさにクリエーターであり、イノベーターの作品である。 大橋氏は一方でミュージシャンでもあり、 感性というものは五感の総合表現であることが感じられた。
川島織物セルコン、龍村美術織物などとのコラボレーションである。 伝統と革新が「今」という焦点に見事に結ばれている。 美は最終的に、人のセンスに掛かっていると言える。
京都では12月1日、2日と、京都の撫松庵で行われる。 その時は、私もカメラマンとともに 再度拝見したいと思っている。 私は現在、京都コンセプトブックを編集しているので、 その中に掲載できたらと思っている。 ちなみに「撫松庵」とは、 京都嵐山の渡月橋のたもとにある茶室であるという。 橋の脇に一本の松があり、嵐山から出た月が、 あたかも松の木を撫でて茶室に入るように見えることから、 「松を撫でる庵」という意味で、「撫松庵」と呼ばれているそうだ。 この庵には多くの文化人が出入りし、 入り口には北大路魯山人の扁額が掛かっている。 「撫松」のロゴがそれである。
大橋英士氏です |