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谷口正和 プロフィール

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2008年12月22日

ハワイのライフスタイル手帳

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旅の仕方がライフスタイル型になってきた。

暮らすように旅し、旅するように暮らす時代である。

暮らし方が短期・中期・長期の滞在の

組み合わせになってきたということである。

人生の時代の特徴だろう。

旅は回数滞在型となり、リピートステイが続いて、

その土地が好きになれば、最後はそこで暮らすことになる。


このハワイのライフスタイル手帳は、

ハワイ政府観光局とのコラボによって当社が制作した。

ハワイへ行き、その記録をつけ続ければ、

ますますハワイが好きになる。

レコード・ダイエットと同じ、レコード・トラベルである。

好きの度合いは、精神的反復によって濃度が高まっていくのだ。

 

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2008年12月18日

生きる儘

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還暦を過ぎてから絵を描きだしたという木村英輝氏が、

このたび京都市内で30箇所でのアート制作を

したのを記念してパーティを開かれたので、

私も参加させていただいた。

能楽堂で開かれ、最初はオペラで始まり

、横笛につながり、次はダンスといった自由奔放な流れだった。

 

アートというのは面白いもので、基本的に規制がない。

本人がアートと言えば、それがアートである。

木村氏の絵は、まさにその境界線上を走りつつ、

見事にアートの領域にある。

額縁アートではなく、

彼の感性のままに、はみ出している。

そこが面白い。


まさに「生きる儘」のアーティストである。

 

 

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木村英輝氏 

 

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2008年12月 9日

さすが。

 

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小林天心さんより、

ご著書『ツーリズムの新しい諸相~地域振興×観光デザイン』

(虹有社)をお送りいただいた。

小林さんは旅行ビジネスの世界に30年以上、

身を置いた方で、まさにトラベルビジネスのプロである。

「さすが」と感心した。

そのアイデアと着眼点、具体的な指摘と的を射た論理力。

旅行業、観光業のためのアイデアバンクと言ってもいい。

旅行業と観光業は、21世紀の日本にとってのエンジンである。

物を作ることに邁進してきたわが国は、

ハードには強いが、ソフトに対する認識が弱い。

外国の人を招き入れる資源は、足元に無限にある。

観光デザインのための青い鳥は足元に眠っているのだ。

後はそれを使う知恵が求められている。

小林さんにそれを教えられた。


 

2008年12月 8日

とらやカレンダー2009

 


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「とらや」さんより、カレンダーのご案内をいただいた。

日本を代表する老舗として、

とらやが選んだモチーフは「月と和菓子」である。

それぞれの月に合わせた和菓子の絵柄が載っている。

しゃれた生活文化カレンダーだ。

時の刻み方の違いが文化だが、

専門店は専門テーマにふさわしい

時の刻み方を表現するものだろう。

果物屋さんであれば、

それぞれの月の果物の違いが、

時の刻み方の表現になる。

あらゆる領域に文化が求められてきた。

自分たちの文化とは何であるか、

企業も専門店も個人も、そのことを自分らしく語る時代が来た。

2008年12月 5日

4冊の本

 

 

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繊研新聞12月1日に

「時代のメガトレンドを読み解く谷口ワールドを読む」、

というタイトルで私の本が4冊紹介されていた。

「ライフソリューション」「アートスタイル市場」

「日本へ回帰する時代」「ライフスタイルコンセプト」である。

私の本は、次に到来する価値観と、

それに伴う市場変化、

顧客変化を読み解くことを主眼としている。

この4冊もすべてそうだ。

顧客変化をライフスタイル変化として

発見することが何よりも重要だと思っている。

2008年12月 4日

生活観光商業

 

 

 


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今日の顧客特性を一言で言えば、「旅人」である。

ツーリスト・カスタマーだ。

移動するということを日常の原則とし、

街へ出るのも散歩に行くのも、仲間とレストランに行くのも、

すべて「旅コンセプト」である。

ではどこに出かけるのだろうか。それは「話題があるところ」だ。

それが今日の観光である。体験し、食べ、お土産を買って帰る。

そのコトがお土産になる。

すでに小売業と観光業は分けられない。

一体となった集客装置である。


日本最大級のショッピングセンター、

阪急西宮ガーデンズがオープンしたので行ってみた。

4階にペット専用フロア『阪急ハロードッグ』があり、

ドッグフードや、ドッグウェア、ドッグラン、

ドッグホテル、ビューティーサロン、

ペットクリニックなどを常設している。

マナーやしつけなどの「犬の幼稚園」も開校した。

犬専用エレベーターさえある。

またコトコトステージとネーミングして、

常にイベントを開催しているのも特徴だ。

話題を集積し、発信し続ける。

まさに「生活観光商業」である。

 

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