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2009年3月13日 「ジェロントロジー」の時代へ
GERONTOLOGYとは、「老人学」のことである。 高齢化では世界最先端を行っているのに、 老人を研究する学際的な行動が日本は遅れている。 東京大学産学コンソーシアム「ジェロントロジー」設立されるので、 私もその一員とさせていただいた。 日本は20世紀後半に、 平均寿命30年延長という驚異的な寿命革命を達成した。 さらにこの先20年で、75歳以上の人口が倍増(1000万人増)するという。 老人学の研究は急務だろう。
老人というとすぐにシニアビジネスといった短絡的な発想を超え、 老人の時代の幸福論、老人社会の活性論、 さらには人間にとって生とは何か、死とは何か、 といった哲学的命題、宗教的問題をも視野に入れる必要があるだろう。
大変興味深いテーマなので、皆さんにもご報告していきたい。
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