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2009年7月27日 ラストノート。
人の人生にいつかは終わりは来る。 人は後世に何を残したかが生きた証と言えるだろう。 いわゆる遺言というものはあるが、 それは財産分与というような物的側面にシフトしたものが多い。
日本のセレモニー分野のリーダーの1人である一条真也氏が、 一冊の興味深い本を送ってくれた。 『思い出ノート』という本である。 自分自身で自分の人生の思い出を書き込む本で、 残された人へのメッセージであり、自分自身への回想録だ。 年代別に記入する欄など、きめが細かい。 人生の最後に出会うラストノートと言えるだろう。 わたしたちは人生の最後にあたって、 どのような言葉を刻むのだろうか。 高齢社会はラストノート社会だといえる。 ジェロントロジーの視点から見ても興味深い。
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