囲み枠(上)
谷口正和 プロフィール

RSS

2009年8月 4日

豊の国商人塾。

 

toyonokuni1.jpg

 

大分県は平松知事が始めた一村一品運動で知られるが、

もうひとつ、注目すべき活動がある。

それは緒方知行氏が塾頭を務める「豊の国商人塾」だ。

その開塾宣言文の中から、基本となる考え方を抜粋させていただく。


「いま訪れている厳しい不況や消費デフレといわれる現象は、

旧い"天動説"原理の産業やビジネスの体制が、

新しい買手市場時代の状況に適合できず

機能閉塞をおこしているからに他ならない。

その意味では、不況克服の方途は

"地動説"原理の産業・ビジネス体制への

構造変革以外にあり得ないと考えるものである。

それは、生活者の視点に立脚した新しい需要の創造、

市場の開発、顧客の発掘によって

国民経済の活力化および地域社会の発展を

志向するということである」とある。

 

緒方氏の熱い声が聞こえてくるようである。

顧客中心主義、地方からの活性。

これからの日本になくてはならないエンジンの両輪だろう。

緒方氏と商人塾にエールを送りたい。

写真の酒は、緒方氏からお送りいただいたものである。

私の名前入りである。感謝。  

toyonokuni2.jpg

HOME