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2009年8月20日 未来の食卓。
フランス映画である。 パンフレットには「全ての学校給食を自然の味(オーガニック)にしようと、 南フランスの小さな村が立ち上がった」とある。 この小さな村、バルジャック村の1年間を追ったドキュメンタリーである。 この村の村長さんは、「学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする」 という前例のない試みに挑戦した。 一部反対者は出たものの、 この試みによって、小さな村に変化が起きていくさまを描く。 食を介してこれからの地球のあり方を問うメッセージ映画と言えるだろう。
いわば、食への意識が、ソフトとハード、物心同時に来たのである。 食料自給率が120%を超えるフランスとは次元が違うとも言えるが、 食のソフトとハードの双方を一挙に解決できたら、 日本人の知恵は世界もモデルになるだろう。 日本人にとっての「未来の食卓」とは何か、だ。
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