|
2009年9月10日 ミュージアムの時代へ。
当社が10年ほど毎年主催しているツアーだ。 今年はアメリカのポートランド、ナパ、サンフランシスコの 文化とライフスタイルを訪ねる「ファーム&シティ」ツーリズムである。 何回かに分けてリポートさせていただくが、 最初はサンフランシスコの近代美術館「SFMOMA」から。 都市のエンタテイメント・プログラムの双璧は ミュージアムとシアターだと言っていいが、こ れからはミュージアムがさらにリードするようになるだろう。
文化経済の時代に伸びてくる価値観は「美意識」であり、 アートが都市のコンセプトとなって、世界のツーリストを集客するようになる。 旅人こそ都市の収入源であり、 人々を集めるコア・コンセプトはアートだ。 「SFMOMA」はニューヨークのMOMAの支店のようなもので、 有名美術館、そのブランド力で地球中にネットワークが作れる。 美意識市場に国境はない。
|