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2009年9月28日 見識の時代。
一橋大学国際企業戦略研究科教授の石倉洋子氏から、 最新の御著書を送りいただいた。 『戦略シフト』(東洋経済)である。 日本企業には、今2つのキーコンセプトが必要であると説く。 それは「オープン化」と「ORからANDへ」であるという。 今時代には革命的な変化が起きていると言い、 オープン化とは、自社内のみで行う方法から、 周囲の組織との協同、あるいは一般消費者を巻き込んだイノベーション のことであるという。 ORからANDへとは、従来OR発想で考えられてきた事柄をANDで結べということである。 グローバル化かローカル化ではなく、 両者を新しい組み合わせで結ぶ(AND)ということだ。
いつもながらその高い見識には教わることが多い。 変化多発の時代には、その変化群がどのような意味を持っているのかを 高い見識から見ることが重要なのだ。 |