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2009年10月26日 観光学。
観光学は若い学問なのだという。 しかし21世紀において、 観光は最大の産業のひとつになるだろうと予測されている。
「3T」という言葉がある。21世紀の産業は、 TOURISM(旅行、観光)、 TRANSPOT(輸送)、 TELE-COMMUNICATION(電気通信)の3Tが 主要産業になるという予測だ。 事実、世界はその通りに動いている。
元JR東海の会長、須田寛氏が、 本格的な観光立国論『観光~新しい地域(くに)づくり』 (学芸出版社)という本を上梓された。 観光振興の基本から今後の方向まで、オーソドックスな論調の中にも、 須田氏ならではのアイデアが多様にちりばめられている。
若い学問こそ、これからの知恵の結集が望まれる分野だ。 21世紀は、幸福な若い学問に恵まれた。 私も最大の興味を喚起される分野である。 |