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2009年11月 2日 十年樹木、百年樹人。
現在、閣僚のうち、8人が政経塾出身だそうである。 松下幸之助氏が、このままでは日本は駄目になると憂いて、 私財70億円を投じて設立された。
時代の激動期には、「塾」が力を発揮する。 技術や知識を教えるのではなく「人を育てる」のだ。 十年樹木、百年樹人だという。 十年の利益ならば樹を植えよ、 百年の利益ならば人を育てよ、ということだ。
かつての緒方洪庵の「適塾」、吉田松陰の「松下村塾」などを想起させる。 まさに百年樹人だった。
松下政経塾も、松下幸之助氏の百年樹人構想だったのだろう。 |