|
2010年1月28日 環境と美意識。
環境が私たちに与える力のすごさは、想像以上のものだろう。 特に「日常」という環境は、それを特に意識することがないゆえに、 潜在意識として私たちの心理の奥底を形成していよう。 フロイトではないが、人の心理は100%近く無意識が占めているのである。
インテリアは、まさに日常環境そのものである。 その人を取り巻く美意識としての環境、インテリアは、 心理と美学の時代に、さらに大きな存在となってくる。 町田ひろ子さんから、すばらしいインテリアの本 『Interior de Diet』をお送りいただいた。 町田さんは弊社が主宰する文化経済研究会でもご講演いただき、 いくつもの貴重なヒントをいただいた。 設計事務所、学校も経営されている優れた社会的人材の一人である。 娘さんとの共著であるらしく、視覚的に美の環境を学ぶ本である。 感性の学習はこれからますます重要になる。
|