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2010年4月 1日 卒業の季節。
立命館大学大学院経営管理研究科の 2009年度後期の卒業式が行われた。 ビジネススクールも転換期に来ている。 すでに出来上がった社会の枠組みの中に卒業生を送り出すのではなく、 新しい社会構造を立ち上げるためにこそ卒業生を送り出す時だろう。 自己に与えられた役割をチャンスととらえ、 起業して欲しいというのが私の願いである。 しかし私が教えた生徒たちが世に出て行くのは、やはりうれしいものだ。 教えるということに喜びを覚えるのは、 京都大学の仏文科の教授だった私の父の血を引いているのかもしれない。 ともあれ、学んだ最大の財は身に付けた学習内容ばかりではなく、 そこで得た友であり人脈であるだろう。 がんばれ、卒業生たち。
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