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2010年4月20日 農業人。
急に農業に対する自覚が生まれ始めた。 工業化一辺倒でやってきた近代日本も、 大きな曲がり角に差し掛かっていることが、国民の共通認識になってきた。 「農」は本来、自然とともに生きてきた日本人の基幹産業である。 近代によって抑圧されてきた「農」のDNAが 世界的な自然共生思想とともに再びよみがえったといってもいい。
JAコア人材育成研修会という、 これからの農業人を育てる育成会の「終了レポート集」である。 私もマーケティングの立場から、講義させていただいた。
どのような産業も「人」である。 人の情熱が、産業の構造を変えていく。 人以上のエンジンはないのだ。 特に農業のような自然を相手にする産業は、 人なくしてその成長は考えられない。 一回は工業化しかかった農業を、 いかに人の手に取り戻していくか、 私も支援して行きたい。
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