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谷口正和 プロフィール

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2011年1月19日

美が残る時。

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サントリーミュージアム天保山が昨年閉館した。

サントリーのオーナー、佐治敬三氏の肝いり

によって作られた美術館で、

建築設計を依頼された安藤忠雄氏とのやり取りは、

本書の巻頭に書かれている。

天才二人のやり取りは、まるで小説のように面白い。

本書はサントリーミュージアム天保山で開かれた

展覧会やイベントを収録したものである。

ミュージアムは消えても、そのやってきた業績、コンテンツは残る。

一冊の本の中に16年に及ぶ美の集積が凝縮している。

ますます美意識の時代である。

本当にありがとうございましたと言いたい。

 

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