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2011年5月31日 一生涯、一テーマ。
田中宏昌氏は、本物の鉄道マンである。 若き日より国鉄、国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)、 東海旅客鉄道の要職を歴任し、 日本と世界の鉄道の発展に貢献してきた。 その田中氏が、国連ESCAP時代の最高の“相棒”の思い出とともに、 自らの鉄道人生を振り返ったのが本書 『「国連運輸部鉄道課」の不思議な人々』(ウェッジ)である。 生涯を一テーマで送ることができた人の喜びと誇りを肌で感じる思いだ。 経済評論家の森永卓郎氏が「AERA」4月18日号で書評を書いているが、 本当に「途上国を支援しようという著者の熱い思いが伝わってくる」。 |