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2011年8月29日 金属工芸の若き匠
植田千香子さんは、金属工芸というジャンルで活躍されている。 この領域は工芸的な概念が強いが、彼女の認識は、 素材が金属であろうが何であろうが、 「すべては生活工芸でなければ意味がない」というもの。 生活者として地に足をつけたところから、 女性の目線でよりよい道具をつくることを目指している。 手業で叩いてのばすという作業は肉体労働でもあるが、 お父さんの跡を継いで、 優れた生活道具の職人であろうとしている。 代表的な作品のいくつかをここでご紹介したい。
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