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2012年8月10日 温泉。ステキな時間の過ごし方。
日本の最大のライフエンターテインメント・コンテンツのひとつである 「温泉」の自主研究誌『温泉まちづくり』(財団法人 日本交通公社)を見る。 すべてのサービス産業の軸は 「ステキな時間の過ごし方」としてのライフスタイル提案にある。 温泉は、その中でもひときわ日本の文化性にあふれた 優れたコンテンツだろう。 本誌の中で板室温泉大黒屋の室井俊二氏の 「アートの精神で旅館経営」と題する講演録が記載されている。 大黒屋さんは、弊社の主宰する「文化経済研究会」のメンバーでもあり、 まさにアートという文化によって経済を発生させている優良企業である。 物を売るのではない、要は「ステキな時間の過ごし方」を提供するのだ。 こう思い切るところに、ライフスタイル産業時代の突破口があろう。 |